脂肪溶解注射

医師による脂肪溶解注射(メソファット)。二重あご、頬、二の腕、お腹の部分的な脂肪に

デオキシコール酸系の脂肪溶解剤が、注入した部位の脂肪細胞の膜を破壊します。二重あご、頬のふくらみ、二の腕、下腹部など小さな脂肪の蓄積に向いています。4〜6週間間隔で2〜4回行い、腫れは3〜7日です。

咬筋あご脂肪細胞
図:デオキシコール酸が皮下の脂肪細胞の膜を破壊し、体がリンパ系を通じて壊れた細胞を処理します

脂肪溶解注射とは、どう働くのか

脂肪溶解注射は、脂肪溶解剤を皮下脂肪層に直接注入する治療です。主な成分はデオキシコール酸で、体が脂肪を消化するために自ら作る胆汁酸です。脂肪層に注入すると脂肪細胞の膜が破れ、破壊された細胞は戻りません。体は4〜6週間かけてリンパ系と肝臓を通じて細胞の残骸を処理し、その部位の脂肪が徐々に薄くなります。医師が選択するタイFDA登録製品には、Kybella (Belkyra)、ホスファチジルコリン/デオキシコール酸(PPC)配合製剤、L-カルニチンやカフェインなどの補助成分を含む脂肪分解製剤などがあります。医師が脂肪の厚さと部位に応じて選び、注入前にバイアルをお見せします。

対応できる部位と期待できること

部位向いている方一般的な回数備考
二重あご(あごの下)あごの下の脂肪が厚くフェイスラインがぼやけているが、肌にはまだハリがある2〜4回3〜7日はっきり腫れます。効果は2回目以降にはっきりします
頬のふくらみ / 頬の下部の脂肪エラではなく脂肪による丸顔2〜3回少量を注入し、左右差に注意します
あごの横のたるみ / ジョウルあごの横に垂れた脂肪2〜3回肌のたるみを伴う場合は HIFU や RF の併用をおすすめします
二の腕二の腕の後ろ側の脂肪3〜4回範囲が広いため、より多い量を使います
下腹部 / ウエストつまめる厚さ3〜4cm 以内の脂肪層3〜4回小さな部位にのみ向いています。広い範囲は Cool shape や脂肪吸引をご検討ください
膝 / 太ももの内側運動で減らない小さな脂肪2〜3回わずかに減ります。現実的な期待を持ってください

施術当日の流れ

評価とマーキング医師が脂肪層をつまんで肌のたるみと比較し、1cm 間隔の注入点をグリッド状に測ってマークします。施術前の写真を撮影します
麻酔クリームまたは麻酔の注射麻酔クリームを20〜30分。ヒリヒリ感を抑えるため、製剤にリドカインを混ぜることもあります
医師による注入皮膚の潰瘍を避けるため、浅くならないよう脂肪層のみに深く注入します。二重あご1回で2〜4mL を使い、所要15〜20分
冷却して帰宅30分以内にヒリヒリとした熱感と腫れが出ます。初日は断続的に冷却します

注入後

0〜3日目強い腫れと圧痛注入部位が腫れて少し硬くなり、二重あごは一時的に以前より大きく見えることがあります。これは脂肪を溶解するために必要な炎症です。スカーフやハイネックで隠せます
4〜7日目腫れが引き、しびれが出始める注入部位にしびれやつっぱり感が2〜4週間続くことがあります。一時的なものです
4〜6週目脂肪が薄くなる触ると脂肪層が薄くなったのがわかります。2回目の予約
3〜4か月目コース終了後に効果がはっきり比較写真を撮影します。溶解した脂肪は戻りませんが、残った細胞は体重が増えると大きくなります
向いていない方と、知っておくべき副作用

過度の体重過多(BMI 30超)の方は、先に減量するか機器による脂肪減少を検討すべきで、行いません。肌のたるみが強い方は、脂肪が減った後にさらに垂れることがあります。注入部位に感染や傷がある方、妊娠中・授乳中の方、重度の肝疾患や腎疾患のある方、嚥下の問題や首の神経の問題がある方も対象外です。よく見られる副作用は腫れ、内出血、しびれ、一時的な硬いしこりです。まれに、製剤が下顎縁枝神経に広がることによる一時的な口角の下がり(多くは4〜6週間で改善)や、浅すぎる注入による皮膚の潰瘍があります。神経の位置を理解し正しい層に注入する医師であれば、リスクを減らすことができます

関連する診療メニュー

料金

脂肪溶解注射 二重あご 1回
使用量に応じた製剤、麻酔クリーム、冷却
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脂肪溶解注射 頬 両側 1回
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脂肪溶解注射 ボディ 10mL あたり
二の腕、お腹、太もも
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よくあるご質問

脂肪溶解注射と Cool shape はどう違いますか

脂肪溶解注射は小さな部位と顔に向き、量を細かく調整できます。Cool shape はお腹、ウエスト、太ももなど、アプリケーターで挟める広い範囲に向いています。どちらも施術部位の脂肪を1回あたり約20〜25% 減らします。

脂肪は戻りますか

破壊された細胞は戻りませんが、残った脂肪細胞は体重が増えると大きくなります。体重管理は引き続き必要です。

施術後すぐに仕事に行けますか

行けますが、二重あごは3〜7日はっきり腫れます。金曜日や大切な予定のない時期を選ぶ方が多いです。頬の腫れは二重あごより少ないです。

何回必要ですか

多くは4〜6週間間隔で2〜4回です。脂肪が薄い場合は2回で十分なこともあり、初回の効果を見てから医師が評価します。

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